for your metal life
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(review) RIOT / Thundersteel (1988)
[★★★★☆] 大好きさ バンドがどんなに苦しいときであろうといいアルバムを出さないとそれは叩かれる運命にあり、そこに弁解などが発生する余地は無いに等しいのである。 ことさらこのRIOTはレーベルとのグチャグチャで解散バラバラ→なんとか再結成という道筋を辿って来ているがそんなことに同情する気はさらさらない。同情するなら金をくれ、だ。 さて、ディスクを挿入。クソアルバムなら噛み千切って犬の餌だ。所詮世の中は弱肉強食、諸行無常の響きあり、である。 って、これスゲーッ!やられた。痺れたよ。まぢでカッチョいい。オープニングの疾走ナンバーの1が流れた途端ガッツポーズ!即効でRIOTワールドに巻き込まれていくのさ。どの曲にも見所があってニヤリとさせる場面があるのだ。特に良いのが1、5そしてバラードの7。魅せまくりの名曲なのだ。演奏部隊もクールでスタイリッシュつまりCOOOOOOL! 攻撃性と疾走感を持ちつつどこかしら哀愁漂うその私の琴線に触れまくるメロディラインの正統派メタルにヘッドバンキングは確定事項しかないのだ。キャー。といいつつもラストの曲にはちょっと疑問符だ。順番的に後味が悪いぞ。なんか。あとジャケットがダサすぎっス。正直。 でもそんなことはどうでもいい。とにかく聴くしかない。聴かぬならこうしてくれるわ、ムググググーッ! (2005/3/14 記) |
・噂の真相(2005/3/13) 人の噂も75日という言葉がある。所詮、実体のない噂なんて言うものは75日もすれば人々の頭から消えうせてしまうというものだ。 しかし、噂の渦中にある本人からすると75日というのは非常に長い時間であり、その間は奥歯にゴム肉が詰まったときのような、米粒が鼻の穴に入り込んだときのようなもどかしさを感じずにはいられない。つまり気に掛かるのだ。 特に悪い噂はあっという間に広がってゆく。「あの人はロリコン趣味の持ち主で家中に『めばえ』や『小学1年生』が置いてある」など根も葉も無いことを言われることもある。失敬な。単に女性に節操が無いだけで『おとなの特選街』から『週間わたしのおにいちゃん』まで幅広くカバーしているに過ぎないというのに。 タチの悪いのは黒い噂だ。具体的には隠蔽工作や横領といった社会的立場が危ぶまれる噂を指す。こうなると大変で、噂に巻き込まれた本人は全力で火消しに努めることとなる。広めた人物をそれぞれ突き止め買収工作を行ったり、原因を見つけ出してはデータを改竄することに追われる。私は紳士だから買収なんて汚い真似はせずに、喉元に匕首を突き立て「道頓堀川に沈むのとどちらがいいですか」と極めて平和的な説得で場を収める。 どちらの方法を取るにしろ大変な労力と手間を要する。そこでこの私がそのような噂を抹消すための素晴らしい方法を伝授する。 まず、新聞広告に「G13型ドライバー募集 値段応相談」と募集する。すると新聞広告にて返事が返ってくる。時と場所を指定してあるので、絶対に遅れる事の無いよう指定された場所に向かう。そうなればもうトントン拍子で話は次のように進むはずだ。 (遅いな… もう到着してもよい頃だが…) 以上、ゴルゴ13の呼び方をお送りしました。なお、ここに書いたことを本当に実践すると「あの人って頭おかしいですね」っていうひどいウワサがついてくるので注意してね! |
(review) SONATA ARCTICA / Ecliptica (2000)
[★★★★☆] おお!こりゃ凄い 今となってはすっかり北欧メロデックメタルの代表として挙げられるSONATA ARCTICAの1stアルバム。メタル界では凄い人気です。はい。 一応1stということなんだがその演奏技術は新人のものとは思えず、世界のトップレベルのバンド達と並べても既に遜色のない出来だと思います。 疾走&ネオクラシカルクサクサメロディを中心とした透明感あふるる曲をこれでもかとばかり詰め込んだアルバム(全アルバムそうか)はその手の曲が大好きな人にとっては1を聴いた地点でヨダレを垂らしながら狂喜しそうなアルバムに仕上がってます。 ややキーボードが目立ちすぎのだったりヴォーカルの歌い方が一辺倒だったりの感がありますがその若さゆえ放たれる一直線なエネルギーで好感が持てる仕上がりです。これだー!っていう決定的な曲はありませんが捨て曲もなく、各曲のポテンシャルがかなり高いので良し、でしょう。 というわけで、初心者はまずソナタ聴いとけば事は足りるわけです。念のため言っておきますが「冬のソナタ」のことではありません。 (2005/3/13 記) |
(review) MOTORHEAD / Orgasmatron/Rock 'n'
Roll (1986,1987)
[★★★☆] ビビッと来たぞ 「全知全能なる神は我等に唯一の希望としてロックンロールを授け下さった。」 −ソクラテス− あ、前の言葉は大嘘なんで気にしないように。うむ、ロックンロールメタルキングことMOTORHEADの9、10thアルバムだ。お得な2in1のやつだ。 全盛期を過ぎたアルバムと言われているがそんなことはお構いなし。OrgasmatronだろうがRock 'n' Roll だろうが隅から隅まで完璧なまでのロックンロール魂炸裂の1枚(2枚?)だ。デコトラ荒野ドライブに似合いそうな曲があれまっていうぐらいズラリと揃っているのだ。 攻撃的でありスピード感と重量感を兼ね備えたギターとベース。力強く味のあるヴォーカル。全体の総括としては、けっこう良盤である… と。特に悪いところは存在しない。各曲の出来もけっこうなもんだし演奏技術も軽々と高水準をクリアー。 しかし何かが足りない。そう、それは爆走感と暴走感なのだ。このアルバムはまだ「疾走」の範囲でしかないのだ。全てをなぎ倒す暴風雨のようなパワーがほしい。Orgasmatronの5などは暴走・爆走がピッタリの曲だったのでこういう曲を増やして欲しかったな。 ということでMOTORHEAD殺人列車の爆走エネルギーはスタジオテイク盤よりもライブ盤の方が冴えに冴えまくっているので、MOTORHEADはライブ盤がいいですぞ。それとこの2in1のこのアルバムはボーナストラックが計5曲分も入ってません。チクショー。 (2005/3/10 記) |